復讐の皇后の最新話82話がcomicoに掲載されました!
いよいよ、パトリツィアが動き出しました。
そこには皇帝が偶然にもローズモンドの話を聞いてしまったという運命的な力が働いたからでした。
パトリツィアは今度こそ幸せになれるのか。
今回もお美しいパトリツィアのドレス姿が見れて素敵な88話です。
復讐の皇后88話をお話ししていきます。
復讐の皇后韓国漫画88話ネタバレあらすじ
どうしたらいいかと焦るローズモンド。
「失敗はしましたが刺客はすべてなくなったはず」
という侍女ですが
「証拠なんてでっち上げれば済む話よ!」
と声を荒げます。
「ことがここまで大きくなるなんて・・・今すぐジャニュアリーに手紙を出してこの件を・・・」
と言いかけた瞬間、
扉が開き、そこに立っていたのはパトリツィアの侍女、ミルヤと他の次女でした。
「女侯爵とベイン宮の侍女をとらえよ!」
というミルヤ。
「一体何のマネよ!ついに頭がおかしくなったようね!」
ローズモンドは叫びますが、
「そのような言葉を女侯爵から聞くとは思いませんでした。頭がおかしいのはそちらの方でしょう。恐れ多くも皇后陛下のお命を二度も狙うとは・・・」
と冷ややかな目でつたえます。
「私にこんな真似をして無事でいられると思ってるの?皇帝陛下の寵愛を受ける私に・・・」
と言いかけるとミルヤはすかさず
「大きな勘違いをされてるようですが・・・皇后陛下が宮に戻る途中で襲撃を受けた事を皇帝陛下は御存じです。皇帝陛下が操作の全権を皇后陛下にお与えになりました。」
そして刺客もとらえた事も告げます。
「私が関与した証拠があるの?」
とローズモンドは言いますが
「皇帝陛下が女侯爵と侍女の会話を直接耳にされました。その内容こそがマビナスの皇后に対する内容だった・・・」
とミルヤが伝えるとローズモンドははっとします。
あのときに聞いていたのが皇帝だったのです。
あんた・・・
と言いかけた瞬間ミルヤが遮り、ローズモンドは連行されるのでした。
そして、ミルヤが皇后宮に戻り報告します。
「明け方までご苦労様」
「何か気になる事でも・・・?お顔が優れないようですが」
とミルヤが心配します。
「ちょっと疲れてるみたい。気分が悪いというわけじゃないんだけど、終わりに向かっているせいか少し複雑なのよね・・・」
そして
「私たちがしたことは憎しみなんて情をはるかに超える事ばかりなのに・・・」
「どうして陛下が?」
とミルヤが尋ねると
「私が贈った不幸だけど、あまり大きくならない方が私の為にもなると思う」
ミルヤはそれはどういうものかと聞くと
「ただ大げさにしたくないだけよ。私以外の誰も知らない事だから気にしなくていいわ。ただ・・・一人の女として人には言えないような行いをしたから」
と言います。
するとミルヤは
「たとえ何であれ、私は陛下のお言葉に従います。陛下こそが絶対的な善であり、エティレル女侯爵が絶対の悪とは思っておりません。ただ、陛下は私が選ばせていただいたたった一人の主人だから私は陛下の意に従うのみです。自責の念はあるでしょうが、考えすぎはよくありません。」
と言います。
「私は、そして陛下に従う者たちはみな尊敬の念をもってお仕えするだけです」
と伝えるのでした。
「ありがとう」
と答えるパトリツィア。
「さぁもうお休みになってくださいませ。お目覚めになったら忙しくなるのですから」
と言います。
「大変な一日になりそうね」
と言って休むパトリツィア。
しかし皇帝の事を思い出すのでした。
「陛下にとって衝撃的なお話しになるでしょう。果たして受け止められるかどうか。」
というパトリツィア。
「心配してくれているのか?まさかそなたからそんなことを言われるとは・・・私を嫌っていたのではなかったのか」
と皇帝が言います。
「いいえ。今も陛下を嫌っております。同時に哀れにも思っております。」
というパトリツィア。
すると皇帝は
「いいや構わない。そなたの私を見る目に純粋な憎悪がなくなったというだけで、心から嬉しく思っている」
というのでした。
皇后が二度も命を狙われ、その事実は皇室と皇族社会を揺るがすのに十分な衝撃を与えました。
そして、皇帝は夜が明けるや第二騎士団を1.5倍に増やして皇后に捜査の全権を授けた事を公表します。
「まさか皇帝がそう出るとは・・・!」
悔しさで床を真っ赤に染めるローズモンド。
下手をしたらすべてが終わりになる。
とおもいます。
どうする?どうすれば・・・と思っているとそこへ、
「ローズモンド」
という声が聞えます。
振り向くとそこにいたのは・・・
復讐の皇后韓国漫画88話あらすじ感想
ようやくローズモンドの悪だくみがばれました!
読者としてはすっきりー!と思いたかったのですが、気になるパトリツィアの発言。
パトリツィアはローズモンドに不幸の贈り物を送っています。
これはパトリツィアが子供が産めないからだとわかったときにローズモンドに妊娠させないようにするために送ったステリンという香水、バラの花束の事でした。
パトリツィアがこれまで戦ってきたことに比べたら香水なんて!
と思ってしまいますが、パトリツィアにとっては「女として」してはいけなかったことと後悔しているのでしょう。
本当に思慮深いお方が皇后でよかったです。
皇帝もあれだけローズモンドにぞっこんだったのに、それが自分の絵空事と気づいたときに初めてパトリツィアを見ることが出来たんですね。
でもまだ本当の真実が明かされていませんし、ローズモンドがまだ何かを懸命に考えているので油断が出来ません。
早くパトリツィアが幸せになってほしい!
と思う読者です。
復讐の皇后88話あらすじ感想まとめ
ローズモンドの企みが皇帝にバレ、ローズモンドと侍女たちはとらえられてしまいました。
そして、この事実が国中に知れ渡ります。
パトリツィアとしては安心するとともに、ここまで大事になってしまったことを少し後悔しているようです。
何より皇帝が証言者なのでローズモンドはもう逃げる事はできないとは思いますが、パトリツィアが気にかかることによって今後の未来がまた変わっていきそうです。
そして、皇帝はいつ真実を知るのかも気になります。
個人的にはミルヤが、皇后が善でもエティレルおんな侯爵が善でも私がお仕えすると決めた主人に従うと話していたことがとても印象的でした。
ローズモンドも自分の身分を守るために考えてきたわけです。
ただ、やり方がひどすぎた。
性格もひどかった。
という事はあるので自業自得ですが。
だからこそパトリツィアの方が皇后としてふさわしいし、早く皇帝と結ばれて幸せになってほしい!
と思います。
次回はどんな展開になるのか楽しみです。
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