単行本で読み始めた「SPY×FAMLY」の6巻を読んでみました。
スパイ系の漫画で面白そうだなと思い、子供たちが寝静まった後のお楽しみで読む事にしました。
今回は単行本6巻のあらすじとネタバレ感想を書いてみます。
SPY×FAMLY6巻あらすじネタバレ
今回は31話のミッションに関わるトバリの気持ちから始まります。
31話あらすじネタバレ
ロイド・フォージャーとなった黄昏がアーニャ、ヨル・フォージャーと偽装家族になってから変わってしまったとトバリは思う。
にらみつけてはいても心の中では好きを連発しているトバリ。
しかし、自分が黄昏先輩の妻役になっていない事が不満。
ヨル・フォージャーから妻の座を奪うために作戦を考えます。
今回のターゲットは「日向の貴婦人」の為にテニスで戦う
キャビー・キャンベルの古美術がターゲット。
日向の貴婦人には、故エリック・カザリスの秘密文書が暗号になっているとのこと。
その情報がばれてしまえば、再び争いが起きてしまうという事で回収を命じられます。
保管場所は確認済みとのこと。
回収の為の手段も用意したというトバリ。
その方法は闇のテニス大会でした。
トバリと黄昏の変装はなぜかテニスプレーヤー夫婦。
他に方法はなかったのか?
と聞く黄昏にこれが一番と答えるトバリ。
このテニスで優勝するとキャンベルのコレクションから好きなものをゲットできると言います。
対戦相手は引退した本物のプロ選手。
黄昏にテニス経験はあるかと聞くと、多少かじった程度だと答える黄昏。
この任務が完了すれば自分に惚れると思っているトバリ。
「私を頼って先輩」と思っている気持ちとは裏腹に「すべて私一人で片づけますので」とクールな対応をしてしまうトバリ。
「功を焦って勇み足にならないよう」と実は監視を頼まれている黄昏なのでした。
対戦相手からは「なめられた」と言われますが、黄昏はいきなりサービスエースをたたき出します。
あっという間にゲームに追い込まれる相手。
狙いを変えてトバリが狙われますが、圧勝仕手しまいます。
この調子で優勝すれば・・・とトバリはまた一人妄想します。
次の対戦相手達は怪しい筋肉注射を打った筋肉モリモリのプレイやー。
リスクはないといったはずでは?という黄昏に、「頑張りましょう、アナタ」と言います。
SPY×FAMILY32話あらすじネタバレ
一方アーニャたちは公園でテニスごっこをしています。
「仕事仲間とテニス大会」と言われていた妻のヨルはなぜか心配してしまいます。
仕事仲間の中にいた女性(トバリ)との関係を疑います。
もし浮気ならばいっそ・・・と思っていると「ははだいじょうぶしんぱいない」とアーニャに諭されます。
ロイドはなんでもできるからどんな相手でもぼかーんですという二人なのでした。
場面は戻ってテニス会場。
筋肉隆々の対戦相手を前にルールはあるのか?と尋ねると、「この大会はなんでもあり」という事を言い忘れていたとトバリは言います。
筋肉増強剤を打った相手と対峙します。
散々罵声を浴びせられますが一瞬で圧勝します。
その後も数々の対戦相手に圧勝していき、無事決勝まで駒を進めました。
いよいよ決勝に挑む前に別室で休憩する2人。
次の対戦相手について話し合います。
すると突然トバリの手を握る黄昏。
一瞬ドキッとしますが、実はトバリの手はボロボロになっていたのでした。
「大丈夫だから早く任務を」というトバリを「そうやっていなくなった仲間を何人も見てきた」という黄昏。
「スパイは冷静さを欠いたらおしまいだ」とトバリに伝えるのでした。
昔は「スパイは消耗品だ」と言っていた黄昏の言葉を思い出し、にらみつけて黄昏を子話がされる見た目とは裏腹に「私の心配をしてくれてずるい」とメロメロになるのでした。
ところが、その部屋には細工がされていて・・・
最終試合が始まると、体調が悪そうなスパイ夫婦。
対戦相手はキャンベルの息子娘でした。
自分の子供たちに1000万をかけるキャンベル。
子供たちはラケットも細工しているのでした。
1セット目を取られたフォニー夫妻。
同じ作戦でキャンベルの子供たちは勝とうとしますが、フォニー夫妻は返します。
フォニー夫妻が勝ちそうになりますが、キャンベルがあらゆる手を使って勝とうとします。
くだらない小細工で東西平和をくれてやる気はないという黄昏。
「そんな先輩に憧れたから追いつきたくて、横に並びたくて好き」という事を思い出したトバリ。
「私も一緒にぶちかまします」というのでした。
そして始まる最終セット。
そこで待ち構えた罠とは・・・。
33話ネタバレあらすじ
スナイパーからの攻撃もよけ、勝てないことを悟ったキャンベルの息子。
有償はフォニーペアたちでした。
そして黄昏は負けた相手にも諭すのでした。
そんな黄昏に惚れ直すトバリです。
ようやく回収ができると思いきや肖像画が渡せないというキャンベル。
他のものならという事でトバリが選んでいる最中に黄昏はこっそりスパイとなりダミーとすり替えるのでした。
任務完了した黄昏とトバリ。
34話あらすじネタバレはフィオナとヨルのテニス対決
家の前まで送るというトバリに黄昏は「妻帯者のロイド・フォージャーだ」と言い。
まんがいち不貞と勘違いされたくないというのでした。
悔しいと思うトバリでしたがぐっとこらえ家の手前で黄昏をおろします。
するとそこへ、アーニャたちが現れるのでした。
突然フォージャー夫人と声を掛けられるヨル。
テニスをやっていると気づきます。
ヨルのおかげでコンペで良いところまで行ったという黄昏の言葉に嫉妬するトバリ。
「ひとつ私と手合わせ願えますか?」と言います。
「作戦においてこの女の運動能力が基準に達しているかためす」といい、動き足りないのでよろしければというトバリに「無理に付き合う必要はないぞ」というロイド。
しかし、ヨルは「受けて立ちます」というのでした。
この戦いは逃げることも負けることも許されない。と考えます。
アーニャは女の戦いに気づき、ワクワクします。
全力でかかってきなさいというトバリ。
「よせフィオナ君」というロイドの言葉を制し戦い始めます。
手を抜いてはあいてに失礼というヨルがスマッシュをしますがヨルが打ったテニスボールが・・・。
本当は黄昏の夫人役は自分だったと妄想し続けながらボールを返そうとしますが負けてしまうトバリ。
泣きながら帰るのでした。
そんな二人を見てどっと疲れる黄昏なのでした。
場所は変わり報告を受ける黄昏。
暗号を解読し「火種」を回収したものは日誌でした。
その内容は、ザカリスが趣味で集めていた女優のブロマイドの隠し場所でした。
この趣味が夫人にばれたら喧嘩になる。
だから隠す。という事でした。
火種とは国の事ではなく、夫婦間の火種になりかねない事であったことが分かり無言になる黄昏。
しかし、愛妻家だった大佐のブロマイドを見る黄昏。
夫婦円満を守った大佐に「だったらブロマイドを捨てればよかったのでは?」と思うのでした。
「夫婦円満という任務が難儀だ」と思う黄昏なのでした。
35話あらすじとネタバレはヨルがロイドにけがをさせる
一方ヨルはぼーっと考え事をしています。
ロイドが浮気しているのではと思うのでした。
「これはまずい」と思う黄昏はアーニャを預けヨルと二人で飲みに出かけます。
黄昏がトバリの事を話し始めると、焦るヨル。
このまま降られるのではないかと不安になります。
その勢いで一気にお酒を飲み、だれなんですか!?と問い詰めます。
「それを今から説明しようと」というロイド(黄昏)。
これは嫉妬しているのかと気づいた黄昏はいそいで計算し、ヨルの手を取りなだめます。
本物の夫婦に・・・と言いかけるとヨルが恥ずかしさからロイドの顔をけります。
何とか着地はしますが、調子が狂い倒れてしまうのでした。
夢を見ていた黄昏がふと目を覚ました場所はヨルの膝枕。
うっかり寝てしまったことを警戒します。
ヨルが「こんな腕ばかりの女は嫌ですよね」というと、ヨルさんは強いですという黄昏。
だれにも負けないスキルを持っていると告げる黄昏。
「これからもアーニャの母役でいてくれたらうれしいです。そして、ボクの妻役も」というロイドとしての言葉に感動するヨルなのでした。
SPY×FAMILY36話あらすじネタバレはアーニャ大活躍
懇親会が来週に迫っていました。
アーニャの父ロイドが次男ダミアン・デズモンドの父親と仲良くなるためにはアーニャが皇帝の学徒になって懇親会に出るという事を任務だと思うアーニャ。
そんなアーニャを見てアーニャの友達のベッキーは次男を振り向かせるためにおしゃれ作戦を考えます。
デパートを貸し切り試着しまくる2人。
ほしいものがわからないとどっと疲れた表情を見せるアーニャにお買い物がたのしくなかった?としょんぼり聞くベッキー。
アーニャは初めてできた友達と初めて買い物ができた事を喜ぶのでした。
アーニャの欲しいものを選びに行こうというベッキー。
するとアーニャはデパートのマスコットキーホルダーが欲しいと言います。
そして、ベッキーとお買い物記念にしたいと言って二つ買おうとします。
財閥の娘として一流のものしか手にしてはいけないという父の言葉を思い出します。
「お友達の厚意を無駄にしてはいけないと旦那様も言う」と言われ、そのキーホルダーを嬉しそうに受け取るのでした。
帰り、車でぐっすり眠るアーニャとベッキー。
その姿を見ながら侍女のマーサは過去のベッキーを思い出し、友達ができてよかったと思うのでした。
37話あらすじネタバレ懇親会会場でついに接触
イーデン校の懇親会は厳重なセキュリティーとなっていました。
半年に一度皇帝の学徒とその親、OBの一部だけが集まれる行事。
そこに潜入するためにアーニャを送り込んだ黄昏。
アーニャの学力では無理だと感じた黄昏は、心配で自分もスパイとして校舎に潜り込んでいます。
しかし、会場となる場所は正面以外の入室ルートはありません。
無理もできるがデズモンドと継続的に接するためには他の方法が必要とかんじるのでした。
ロイドとして接触する方法を考える黄昏。
一方ダミアンは忙しい父親に会いたいと思っていました。
何とか方法がないかと、兄に電話をし、中庭で会いたいという事を伝えてもらうように頼みます。
期待するなと言われあきらめモードになっていました。
アーニャはそんなダミアンをみて尾行を試みるのでした。
しかし、バレバレでした。
もしかしたらダミアンの父親に取り入ろうと尾行しているのではという仲間の言葉を信じ悪口を言うのでした。
すると、アーニャのあたまの中に「ちち」の声が聞こえてきます。
ダミアンと父親が中庭で会う事に気づいた黄昏は待ち伏せをします。
しかし皇帝の学徒たちを前にひるむダミアン達。
父親に会うのは辞めると言います。
するとそこへ現れたのはアーニャでした。
アーニャはダミアンに「ビビってる」と言います。
アーニャが言いたかったのは「国語の点数が50点しか取れないからばれるのびびってる」という事でした。
そしてアーニャの意外な言葉に心動かされるダミアン。
父親に会う事を決心するのでした。
そして、ダズモンドが現れる前にアーニャの謝罪という事でダミアンの前に現れる黄昏扮するロイド。
落とし物の細工をしたキーホルダーを探して現れます。
そしてダミアンと接触して謝るのでした。
するとそこへ現れたのは・・・
SPY×FAMILY単行本6巻あらすじネタバレ感想
前半はヨルとトバリの恋愛対決という女の戦いがメインでした。
トバリの外見と心の叫びのギャップが面白くてスパイの恋は大変なんだなと思ってしまいました。
でもこれだけウソが付けると、相手の想いに気づけずに黄昏もあっさり夫婦役が出来てしまうのだなと思いました。
その点ではやはりとばりは優秀なスパイなのでしょう。
テニスボールをかすったと思いきや、粉々にしてしまうヨル。
スマッシュが弾丸のようになってしまう部分も素でやっているという姿が、おっとりしていても本物なんだ。
それはギャップにロイドも疲れるだろうなと思ってしまいました。
ヨルの気持ちの変化も偽装から本当の恋愛に変わっていく気持ちが面白く描かれていてこのまま本当の家族になっていくのかも注目です。
後半はアーニャの学校生活。
アーニャの存在が黄昏だけでなく、周りに大きく影響し始めているのがわかります。
アーニャのウソのない子供らしさが大人になりすぎた大富豪たちには響くのでしょうか。
実はすごい能力を持っているアーニャですが、学校では全く通用しないので、普通の子供としての会話になっているところがよいのだと思いました。
スパイ、大富豪、海外という設定ですが、戦いがテニスであったり、デパートを貸切るという少し現実的な部分が混ざっているので、すんなり読むことができました。
SPY×FAMILY単行本6巻あらすじネタバレ感想まとめ
今回はトバリの恋。アーニャの学校生活の二本立てになっていました。
後半はアーニャの友達との子供らしさもありながらいよいよ目的のダズモンドに直接会うシーンが描かれています。
中庭で遭遇した次男ダズリンは父親と話すことができるのか?
ロイドとダズモンドはどのように接触していくのか?
次回も気になる展開に期待したいと思います。