2021年9月17日放送のシンカリオンZは3度目の企画エヴァンゲリオンのコラボでした。
神回とも言われた今回はのキーパーソンは何とシンジの父、ゲンドウでした!
ゲンドウの登場はエヴァンゲリオンではどの設定になるのか気になると視聴者の間でも話題になっていました。
そして、エヴァンゲリオン本作では絶対にありえない設定も登場しました。
そこで、これまでのエヴァンゲリオンとシンカリオンのコラボ回との比較をしながらkん回の話をまとめてみました。
シンカリオンZ&エヴァコラボ回はゲンドウがキーパーソン
今回のシンカリオンZとエヴァのコラボではまず初めにシンジの父ゲンドウが出てきます。
シンカリオンE5はやぶさの主人公シンがオカルト好きなことから、異世界の探求をしに行ったところで、ゲンドウに出逢います。
ゲンドウは、自分が今どこにいるのかわかっていません。
そして、シンたちと出会ったことで、行先を決めます。
そして、嵐山鉄道の車両に乗るゲンドウとシン達。
すると、突然現代の京都駅に移動しているのでした。
ゲンドウは、現代の京都を見て、ハッとします。
そこで、謎の巨大怪物体が登場するのでした。
その巨大怪物体はエヴァと鬼が融合した鬼エヴァです。
シン達がシンカリオンのもとへ行こうとすると、ゲンドウもつれていけというのでした。
京都支部へ着くとゲンドウの存在に気が付いた本庄はハッとします。
そして、シンカリオンの指揮を執り始めるゲンドウ。
シンに、「乗らないのならば、大宮へ帰れ」といいシンをシンカリオンに搭乗させます。
E5ハヤブサが苦戦していても、気にしません。
すると、そこへ、謎のシンカリオンがやってきます。
そこに乗っていたのはエヴァの主人公シンジでした。
そして、シンジはゲンドウが京都支部にいる時が付くと
「なんだ父さん、そこにいたのか」
と親子の会話が繰り広げられます。
シンジのおかげで鬼エヴァを倒したかと思いきや、ゲンドウが「まだ」という一言で鬼エヴァがサソリのように変形します。
ピンチを迎えたシンジとシン。
すると突然、レイが登場し、アスカとともにザイライナーを持ってきたのでした。
そしてその後・・・
ようやくシンジとゲンドウの和解
シンカリオンは当初エヴァと比較されながらも対照的と言われていました。
エヴァが父と子が分かり合えない話というテーマに対して、シンカリオンは似たような設定でも父と子が仲が良く、趣味も同じ。
という対照的な戦い方でした。
しかし今回は、不器用ながらもゲンドウが歩み寄り、シンジは父に対して自然と接しています。
そして、最後は二人でトンネルを抜けて帰っていくのでした。
今回のシンカリオンを見てエヴァファンの間では、
「神回」
「ようやく和解」
というような声も多かったです。
新劇場版エヴァンゲリオンの最終章でも、ゲンドウがメインで描かれているシーンがあります。
最後はゲンドウがエヴァを倒すために夫婦でシンジを守るような形になります。
そして、シンジはそれぞれのエヴァの乗組員たちをそれぞれがあるべき場所へ連れて行きます。
そのシーンは時空を超えるパラレルワールドのような設定です。
今回のゲンドウは恐らくこの新劇場版のシンジの統合する世界の一部なのではないかと思います。
ゲンドウが「ここがどこかわからない」といい
京都に降り立った時に「そうか」といって納得します。
そこで自分がパラレルワールドにシフトしている事を悟ったのではないでしょうか。
そして、シンジがゲンドウに対して、恐れや憎しみではなく、父親として対話しているシーンから、すでに戦いが終わり、シンジが想像する世界の一部という設定になっているのではないかと推測されます。
ゲンドウ自身もエヴァと対峙した時に、パラレルワールドへの選択権を渡されたが、迷っていた。
そして、シンジが想像する父の存在が、今回のシンジとゲンドウの父と子の関係を作り上げたと考えられます。
今回のシンカリオンを見ることで、シンジ君が望んでいた、父と子の関係を取り戻していたのだとしたら、シンジ君が創り出した世界の一つの中に仲の良い親子という設定の世界もあるのかもしれません。
シンカリオンZ&エヴァコラボゲンドウとシンジの親子関係についてまとめ
これまで、シンジ君と、アスカ、レイが出る事はありましたが、ゲンドウがここまでメインで出てくることはありませんでしたので、ファンにとっても驚きと、感動があったようです。
京都支部代理の本条さんもゲンドウをみて、指令長の席をゆずるなど、シンカリオンの世界でもどこかのパラレルワールドのつながり、エヴァの存在を実は知っているという設定なようです。
鬼エヴァは実際テオティーが召喚しているので、現実と異世界が融合した不思議な世界でありながらも、ゲンドウが少し自分を取り戻している、そして、シンジと和解しているという点もファン取っては感動だったのではないでしょうか。
シンカリオンZを見ながらエヴァンゲリオンの本当の最終回、幸せの形を見ているような気分になった今回の放送。
レイとアスカの登場シーンや懐かしいセリフにも注目です。