復讐の皇后89話あらすじネタバレ感想

復讐の皇后がいよいよラストスパートを迎えていきます!

でもまだ波乱の予感で心休まらないのはパトリツィアだけではなく読者も同じです。

ローズモンドの陰謀が皇帝にもばれ、ローズモンドは侍女たちとともに独房につかまります。

次の策を考えているローズモンドのもとへパトリツィアが現れて・・・。

今回は89話のあらすじについてお話ししていきます。

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復讐の皇后最新89話あらすじネタバレ

ローズモンドが次の策を考えているところへパトリツィアがあらわれます。

「あんた!」

と皇后に向かって言うローズモンドにパトリツィアはこの女は牢にいても相変わらず身分をわきまえないところにあきれます。

「どうしたらその腐りきった頭が直るのかしら?」

といいますが

「高貴なる皇后陛下がどんなに努力しても無駄でしょうね」

と言い更にあきれさせます。

「これから大変になるわよ。あなたに手を差し伸べる人はもういないわ」

というパトリツィア。

「私はエティレル女侯爵。そしてエフレニー家の公女ですよ。養父が見捨てるはずがありません」

と言います。

しかしそれは公爵が本当に養女に望んでいればの話ですが、実際は口止めの為の契約なので期待できないのです。

すでに侯爵には守るだけの力がないと伝えるパトリツィア。

「まさか彼の侯爵位を奪うつもりですか?」

と聞くローズモンドにパトリツィアは自分ではなく公爵夫人だと答えます。

そしてローズモンドはパトリツィアがすべてを知っていると悟ります。

エフレニー公爵が成り上がった理由は公爵夫人によるものでした。

「エフレニー公爵夫人は愚か者ではない、あえて皇后の恨みを買ってまであなたを救う価値があるかしら?」

とパトリツィアはいうのでした。

そして、エフレニー公子がなくなったことを告げます。

「果たして息子を失った母親が夫の情婦と通じていた女を守ろうとするかしら。つまりすべては終わったという事」

「もうあなたとのいざこざは心底つかれたの。何よりこれ以上私や私の愛する人々を危険にさらし続けるわけにはいかない」

と言います。

しかしローズモンドは

「私は最後まで足掻きますよ」

と言います。

「あなたは恐れ多くも皇后の命をうばった。その刑は免れない。侯爵の恥によって大騒ぎになるわ。それも悪くないわ。嵐が来てこそ日照りが来なくなり空気が澄むものだし」

と冷ややかにパトリツィアは伝えますが

「私がこのままで終わると思いますか私一人で死ぬとでも?」

と言います。

「あなたが誰を道連れにしようがそんなことに興味はないわ。少なくとも私が愛する者の中にはあなたの醜悪な手に同調するものは一人もいない。私に害が及ぶこともないのにどうしそんなことを気にしなきゃならないの?」

というパトリツィア

「だったら思うようにやりなさいよ。高貴なる皇后陛下」

とローズモンドは言います。

「刺客が自白したらあなたの罪は立証されるわ。そうなれば刑は免れないわよ。おそらくあなたは正式に法廷の場に立たされることになる。それまでできる事はない。」

と言って立ち去るパトリツィアを見て立ち尽くすローズモンドなのでした。

そして牢を出たところでパトリツィアは皇帝にあってしまいます。

よりによってこんなところで・・・と思うと

「ずいぶんと忙しないな。どこに行ってきたんだ?」

と皇帝に聞かれます。

「地下牢に行ってまいりました。」

と答えるパトリツィア。

その場を立ち去ろうとすると

「どうするつもりだ?」

と聞く皇帝。

「もしもエティレル女侯爵の処分について仰っているのなら・・・何も決まってないとしか言えません。まだ刺客の自白がないので・・・」

と言います。

ただもし、陰謀を企んでいて、実行したことが明らかになったのであればその時は帝国法に基づいて刑罰が下ることになると告げるのでした。

「なぜです嫌なのですか」

と聞くパトリツィア。

「罪が明白となれば当然のことだ。」

「これはたとえ陛下が望まずともしかたのない事でございます。だれであれ、後続の命を奪うものは厳罰に処するべきでございます。」

というパトリツィア。

「私は何も言ってないぞ。そのような結果が出たら当然従うべきだ」

と冷静に答える皇帝にハッとするパトリツィアなのでした。

そして皇帝はケガの心配をします。

「はい。陛下のおかげで特に痛みもなく」

といい、その場を去るのでした。

そして皇后宮ではペトロニラが待っていました。

ケガが大したものではなかったと告げるパトリツィアでしたが、

「心配なものは仕方ないでしょ!」

といって泣き出すペトロニラ。

両親も心配していたと言います。

そしてローズモンドの事を聞くペトロニラ。

「何か特別なことがない限りわね。すべてが明らかになればエフレニー公爵家がローズモンドをかばう理由もなくなるし、まぁ誰も反対しないでしょうね」

そして・・・

復讐の皇后89話あらすじ感想

牢にいてもまだ安心できないローズモンドという存在!

もしも刺客がローズモンドではなく、ジャニュアリーの陰謀だと言ったら?

とか、ジャニュアリーがかばったら?とか

皇帝がローズモンドに情を働かせたら?とか

まだまだ安心できない要素も沢山あります。

勿論はハッピーエンドを望みますが、伏線が多すぎてまだまだ落ち着かない様子です。

そして、頼みの綱のエフレニー公爵夫人は意気消沈。

息子を奪った悲しみで放心状態。

よからぬことを考えないでほしいところです。

パトリツィアの計画通り事が進めばいいのですが、まだまだ油断できなさそうです。

復讐の皇后89話あらすじネタバレ感想まとめ

ローズモンドに会いに行きすべてが明らかになる事を伝えたパトリツィア。

皇帝も刑に処すことは冷静に受け止めている様でした。

しかし、まだエフレニー公爵夫人が戻ってない事。

刺客が自白していない事。

皇帝はローズモンドに会いに行ったのか?

そこで何を話すのか?

それぞれの動きによってまだまだ問題は解決しなさそうな予感。

早くパトリツィアに心の休息をあげてほしい!

と願う読者です。

次回も目が離せません!

90話 88話
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