中世フランスで人間とともにひっそりと生きる吸血鬼たち(ヴァンピール)を描くヴァニタスの手記。
お洒落なスチームパンクの世界もかっこいい!
ヴァンピールの中でも恐れられている呪い持ちの存在。
ヴァンピールの命と言われる大切な真名を奪われてしまった暴走するヴァンピール。
主人公のヴァニタスは呪い持ちになってしまったヴァンピールを救うため医者として活動しています。
そんなヴァニタスの恋のお相手でもあるジャンヌ。
ジャンヌはヴァンピールの世界を修める一族の一人ルカの騎士として動いています。
今回はヴァンピールのジャンヌについて、ジャンヌが隠している呪いについて調べてみました。
ジャンヌってどんな人物?年齢や強さは?
ジャンヌはルカの騎士(シュヴァリエ)をしている、女性吸血鬼です。
ヴァニタスに出逢った時もルカと一緒にいました。
普段はルカの命にしたがって任務をこなしている吸血鬼です。
そんなジャンヌは「業火の魔女」という異名を持っています。
ジャンヌはヴァンピールの中でもブローという呪いもちになったヴァンピールや罪人のヴァンピールを処刑する役目を担ったヴァンピールです。
業火の魔女という異名はジャンヌの強さと右腕に装着する武器やブローであるというところからこの異名が付いたようです。
ジャンヌの誕生日は不明ですが、4月21日生まれの牡牛座ということだけわかっています。
ジャンヌの性格は?
ジャンヌはブローとして感情をあまり出すことなく生きてきましたが、ブローになる前は本来はとても明るくて良く笑うかわいらしい少女でした。
そして恋愛に関しては実は押しが強い女性です。
自分の母親が押し強く、父親を押し倒したという逸話をもっているジャンヌ。
その性格をジャンヌも受け継いでいるようです。
ヴァニタスに恋をしたことを自覚した時にライオンのような目つきになります。
そして、良く食べるという事もわかっており、ルカの部屋でのお菓子をパクパク食べたり、コミックでもよく食べているシーンが描かれています。
ブローであるがゆえに凛としたかっこいいシーンを見せますが、実はとても女性らしく可愛い女の子なのですね。
ジャンヌはなぜ業火の魔女になってしまったのか?
ジャンヌは捨て子でした。
ジャンヌの親は人間で、育ての親でした。
ジャンヌの両親はルスブン卿のもとで、人間と吸血鬼が平和に共存できる社会を目指していました。
両親は、人間と吸血鬼が平和に共存できる社会を目指していました。
しかし、真相はわかりませんが両親は吸血鬼を殺してしまいます。
その結果、ジャンヌの両親は罰を受け、なくなってしまうのでした。
さらにジャンヌ自身も育ての親であったとはいえ、「子供も親の責任を負う」という事でブロー処刑人になります。
ジャンヌも親に裏切られたショックを受けてしまいます。
吸血鬼とはいえ、まだ子供だったジャンヌ。
自分が意志を持つ事は許されないとされ、その後はブローとして感情を押し殺して働くのでした。
ジャンヌの強さについて
ジャンヌの強さはどれくらいのものなのでしょうか。
ジャンヌは「業火の魔女」という異名を持っているのには理由があります。
過去に1000人の吸血鬼を一人で倒したという力を持っています。
ジャンヌはブローとなったことで高い身体能力を持っています。
更に右腕に紅いガントレットという武器がジャンヌの強さをさらに強固なものにしています。
ジャンヌは呪い持ちなのか?
ジャンヌは呪いもちである可能性は高いです。
と言うのは、ジャンヌが吸血衝動を抑えられなくなるシーンが出てきます。
通常ヴァンピールは吸血行為を嗜好品と同じ様に扱っているので、理性で抑えることができます。
しかし、呪い持ちになってしまうと、この吸血衝動が抑えられなくなってしまい、執拗にヴァンピールを襲ってしまうのです。
ヴァニタスが相棒のノエとともにヴァンピールの世界に行き、ジャンヌに出会った時も吸血衝動が抑えられず思わず、ヴァニタスに助けを求めてしまうのでした。
普段の吸血衝動は薬で抑えているようです。
ジャンヌはいつ呪い持ちになったのか?
もし、ジャンヌが呪いもちだとしたらいつ頃そうなってしまったのでしょうか。
ジャンヌが両親と別れたころ呪い持ちになったと考えることができます。
過去に、ジャンヌはネーニアに出逢っています。
ネーニアとは、ヴァンピールの真名を奪い、呪い持ちにさせてしまう謎の存在です。
ネーニアはジャンヌの真名を奪おうとします。
ジャンヌの両親がヴァンピールを裏切り処刑され、ジャンヌも罪人として捕まってしまいます。
罪人となってしまったジャンヌが生きる道として、ブローと呼ばれる処刑人として生きることになり「業火の魔女」と呼ばれるようになる時。
ネーニアはジャンヌに接触をしています。
この時期にジャンヌは呪い持ちになっている可能性が高いです。
しかし、ネーニアの姿を見た後にジャンヌの前にルスヴンが現れます。
そして、ルスヴンはジャンヌに自分の契約術をかけるのでした。
その記憶は契約とともに、なくなってしまっているようなのでジャンヌ本人は覚えていません。
ジャンヌはヴァニタスに呪い持ちなのか聞かれても答えることが出来なくなっています。
ジャンヌは呪いにかかっていない可能性は?
ジャンヌは呪い持ちの可能性はありますが、真名を奪われたかどうかはわかっていません。
ネーニアに接触したことはあるようですが、初めてのノエとヴァニタスが、ネーニアに接触した時にジャンヌは覚えていません。
そして、ネーニア率いるシャルラタンが舞踏会で一斉に呪い持ちを発動させた際も、ジャンヌは吸血衝動にかられただけで呪い持ちのような姿にはなりませんでした。
ジャンヌの吸血衝動はルスブン卿の呪い?
ジャンヌはブローとなってジェヴォーダンの獣を退治する際に、親友だったクロエに再開します。
クロエはジェヴォーダンにジャンヌがいた時にルスブン卿の紹介で出会った、友人です。
クロエは少女のような姿をしたヴァンピールですが、年齢は数百年を超えルスブン卿よりも年上の吸血鬼。
その友人を処刑に失敗し、ジャンヌは錯乱し駆け付けた吸血鬼を倒してしまいます。
そして、壊れたジャンヌのもとにネーニアが真名を奪いにやってくるのでした。
その時間一髪でルスブン卿が駆け付けたようですが、その時にルスブン卿に何か契約を交わしているのです。
これがジャンヌの吸血衝動を強くしている可能性があります。
そうなるとジャンヌは呪いもちではない可能性がありますよね。
まとめ
呪い持ちになると、強烈な吸血衝動にかられて暴走してしまう。
という点ではジャンヌも度々吸血衝動があることから呪いもちである可能性はあります。
さらに、ジャンヌは真名を奪うネーニアとも接触している様です。
しかし、ルスブン卿が間一髪でジャンヌのもとに駆け付けたシーンもあります。
その際に何かジャンヌと契約を交わしているシーンがあるため、呪いもちにはなっていない可能性も在ります。
そして、ジャンヌは呪いを発動させる呪い持ち達の声には反応せず、呪いを発動させていません。
ジャンヌが呪いもちの可能性は低いと考えられます。
しかし、ルスブン卿との契約によって何らかの力が働き、呪いの発動が防がれている可能性も。
ジャンヌはとてもかわいらしく元気な女の子というイメージです。
ヴァニタスに恋をしてからますますかわいらしくなっていますよね。
両親の罪を背負わされてしまったことで不幸な人生を背負っていますが、彼女のせいではないです。
ジャンヌが本当にブローという役割から解放されて、幸せな人生を歩んでほしいなと思います。