復讐の皇后がついに最終局面へ!
ローズモンドの後ろ盾がなくなった今、パトリツィアの反撃を開始。
そして、ついに皇后への反逆罪でローズモンドに刑が下されます。
その直前、ローズモンドへパトリツィアは会いに行きある事を告げるのでした。
今回はいよいよラストスパートの97話を読んだ感想をお話ししていきます。
復讐の皇后97話あらすじ
パトリツィアはローズモンドに彼女が子供が産めない体であることを教えます。
そして石女(うまずめ)にしたのは自分だと告げるのでした。
パトリツィアがローズモンドに送った香水によって、ローズモンドは子供が産めない体になってしまったのです。
そのことを聞いたローズモンドはショックを受けるのでした。
そして、執行の日が訪れます。
ローズモンドは牢獄で叫んでいたようなことは一切することなく、何も言うことなく一人刑を執行されるのでした。
ようやく終焉を迎えたと思ったパトリツィアでしたが・・・。
ローズモンド刑執行がパトリツィアにもたらしたもの
ローズモンドが石女の事実を知った瞬間、彼女は牢獄で叫んだのでしょう。
パトリツィアがゆっくりを耳をふさぐようなしぐさをします。
エフレニー侯爵家の後ろ盾もなく、自分の血文字まで使った手紙を書いたジャニュアリーも失客し、残すのは自分が子供を産める体と言うだけだったローズモンド。
しかし、パトリツィアによって生めない体となってしまった以上彼女を守るものが無くなっていたのでした。
その敗北感から抵抗する力もなくこの世を去ったのでした。
しかし、最期のローズモンドの姿を見たパトリツィアは自分がいけない事をしてしまったかのような罪悪感にかられます。
どんなに痛めつけられ、命まで狙われても、最終的に命を奪ったことへの罪悪感がパトリツィアの中に残ってしまったのです。
皇帝も執行文書を読む声が震えていたと言いますが、何より、パトリツィアにすでに愛情が映っていたため、そこまでの動揺はありません。
だからこそ、パトリツィアの提案が悲しく、引き留めてしまうのでした。
復讐の皇后97話感想
ようやくローズモンドがいなくなりました!
しかし、何でしょう。
パトリツィアが言うように後味がすっきりしない感じがしますね。
そして、ローズモンドがいなくなって最終回かと思いきやパトリツィアの意外な申し出によって、まだお話しは続きそうな予感。
きっとパトリツィアがステリンの香水を使っていなければもう少し、スッキリした気持ちがあったのかもしれません。
パトリツィアも、ローズモンドを不妊にしたことで罪悪感があるからですね。
それでもこれまでローズモンドがしてきた仕打ちに対したら大きなものではありませんが。
それでも心が優しいパトリツィアにとっては少し心が痛むものなのでしょう。
だからこそ、皇后の座を降りたかったのかもしれません。
パトリツィアが皇后になった目的が、ローズモンドに対抗し家族を守る事でした。
その脅威がなくなった今、皇后である必要が無くなってしまったのです。
そして、どんな罪人で荒れ、1人の人間に処罰を下した罪悪感から、皇后でいられないと思ったパトリツィア。
やさしすぎます。。。
もっと、早くに皇帝がパトリツィアへの愛に目覚めていたら。
もう少しパトリツィアに協力的になってあげていたら、少しはパトリツィアも心が動いたかもしれませんのに。
あっさりしすぎ、すっきりしないローズモンド没後のお話しだったがゆえに次のお話しが気になります。
復讐の皇后97話あらすじ感想まとめ
ローズモンドはパトリツィアが贈った香水によって不妊となってしまいました。
そのことを知ったローズモンドは、抵抗することなく処罰を受け、この世を去ります。
しかし、パトリツィアの心に残ったのは勝利の気持ち、安堵の気持ちではなく罪悪感。
ようやくローズモンドの呪いから解放されたパトリツィアですが、まだハッピーエンドにはならないようです。
本当にパトリツィアは皇后ではなくなるのか?
本当に子供が産めないのか?
体調がすぐれなかった問題は解決したのか?
アリサ廃后に対する伏線回収はあるのか?
まだまだ気になることが盛りだくさんの復讐の皇后。
次回は1か月後という事ですので首を長くして待ちたいと思います。
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